今日は、退院したばかりのRenちゃんへの想いを記録したいと思います。
退院日にブログを始めよう!と思い立ったものの、何をどう書いたら良いのか分からないので、
まずはありのままの気持ちを残していくことにします。
生まれてからずっとNICUとGCUで入院し、辛いこともたくさん乗り越えてきたRenちゃん。
まずは今、「生きることを選んでくれてありがとう」と伝えたいです。
生まれてきても、痛いこと苦しいこと辛いことばっかりだったと思う。
まだまだお外の世界で生きていく準備ができていないまま、帝王切開で誕生。
出生後すぐに体温を下げないようにサランラップで全身グルグル巻きにされ、
肺が未熟なので人工呼吸器をつけられ、おへそからも点滴が入り、すぐに保育器の中へ。
入院中パパ、ママの声が聞こえるのも1日の中でたった20分。(コロナの影響で面会制限)
口にたくさんの管が入っているので、泣いて何かを伝えることすらできない。
そんな状況、大人だって耐え難いのに、Renちゃんは生きることを諦めずにここまで頑張ってきてくれたね。
何がRenちゃんをそうさせたんだろう。お腹で7ヶ月間一緒に過ごしたSuzuちゃんの力かな。
Suzuちゃんは、Renちゃんとお腹の中で7ヶ月間共に過ごしたお姉ちゃん。
Suzuちゃんのことは、またいつか丁寧に記録していきたいなあ。
いろいろな思いで昨日の退院を迎えたんだけど、
Renちゃんが家に帰ってくることをずっとずっと楽しみにしていたママは、初めて一緒に過ごす夜、緊張してなかなか寝られませんでした。
今まで病院でマスク越しにしか会えなかった娘が、スヤスヤと自分の横で両手をバンザイしながら寝ていることが、嬉しくて、不思議で、どこか現実ではないような気持ちになりました。
いろんな管や点滴、呼吸のサポートを身につけていたあの子が、この子!?と。
ただ、こんなにも幸せな日が来るのなら、生きていたくないとまで苦しんでいた4ヶ月前の自分に教えてあげたい。
「大丈夫だよ。Renはみんなが想像できないほど強く、逞しく生きて、元気な姿で家に帰ってくるよ」って。
今そう思えるのはRenちゃんの頑張りはもちろん、主治医の先生方や24時間ずっと側で見守ってくださった看護師さん方のおかげ。
家族が側にいられなくて不安だったRenちゃんに、たくさんの愛情を持って接してくださって、
Renちゃんの小さな成長も一緒に喜んでくださって、感謝してもしきれないほど、本当に感謝の気持ちしかありません。
先生方や看護師さんが、こんなに大切に大きく育ててくれたことは、いつか必ずRenちゃんにも伝えたいなあ。
人の人生なんて、いつ何があるか分からない。
そんな当たり前のことが、なぜか慣れによってそうは思えなくなる。
でもそれじゃダメだと、気づかされたのはRenちゃんの存在があったからだね。
Renちゃん、今日も生きててくれて、ありがとう。
生きてるだけであなたは素晴らしく、私たちの希望です。