今日はNICU編(2)を書いていきます。
今回はRenの産まれた時の状態を、思い出せる限り残していきたいです。
《超低出生体重児》
出生時のRenは、体重:470g 身長:25.5cm 胸囲:17.1cm 頭囲:20.1cm
予定日より早く生まれてきた赤ちゃん(早産児)の中でも一番小さい部類となる超低出生体重児。
ちなみに体重による分類としては
✔️2500g未満で産まれた赤ちゃん:低出生体重児
✔️1500g未満で産まれた赤ちゃん:極低出生体重児
✔️1000g未満で産まれた赤ちゃん:超低出生体重児
というように、産まれた時の体重によって呼び方が変わります。
Renは当然、超低出生体重児。そして在胎24週なので、早産児となります。
この時点で、主治医となる先生からは
「今後どのような障害や後遺症、未熟で産まれたことの影響が出てくるかはわかりません」
と言われていました。
《急性期》
新生児科の先生からの説明では、はっきりとこうとも言われました。
「まずは3日が山です。それを過ぎても次は5日、一週間と・・・
この大きさの赤ちゃんにとっては1分1秒生きることがとても大事になってきます」
わたしは単純に、そりゃそうだよなと思ってしまいました。
だって横には冷たくなっている赤ちゃんがいる。
この子と同じタイミングで取り出されてる子が、安心できる状態じゃないことなんて当然。
でも、でも!!ゼッッッタイにこの子だけでも助けて欲しい!!
子供を産んだお母さんなら、誰だってこう思うよね。
この状態が一気に悪くなる可能性が高い、最初の3日間は本当に1分1秒が長く感じていました。
早く、早く3日経って欲しいと願っていたので、ちょうど丸3日となる日の朝はまだ私も入院中だったので
パパと電話を繋ぎながらカウントダウンしました!
「よかった!とりあえず3日間クリアしたね!」と喜び合いました。
“生きているのが普通”と思っていた価値観は、この頃から変わらざるを得なかったのです。
まとめ
小さく生んでしまったことで感じる不安は、何をしてても結局取り除くことはできませんでした。
特にインスタなどで同じような子を検索しても、Renよりも小さく生まれた子がほとんど見つからず落ち込むだけ。
そんな時にパパに言われたことがあります。
「俺たちにできることはRenを信じることだけ。
ずっと落ち込んで心配してても、それはRenにとって良い影響はひとつも無い。
だったら少しでも前を向いて、希望を持っていてあげようよ!」
この言葉でハッとしました。
そうだよね、心配することで少しでもRenが楽になるならいくらでも寝ずに考え込むけど、
そんなことあり得るわけがない。
なら今をしっかりと生きて、Renを信じて、先生を信じていくことしかやれることは無いじゃん。
こう考えられてからは、無駄に検索して不安になることも減り、気持ちが楽になりました。