私はどこにでもいるごく普通の主婦ですが、ある出来事をきっかけにブログを始めることにしました。
その出来事とは、お腹にいた双子の姉妹の死産と早産です。
2020.4
妊娠7ヶ月に入ってすぐの時期に、
一卵性の双胎児に起こりうる「双胎間輸血症候群」を発症し、すぐに緊急帝王切開となりました。
先に産まれたお姉ちゃんはお腹の中ですでに心臓が止まっていました。死産です。
後から産まれた妹ちゃんは出生体重470gの超低出生体重児として産まれ、すぐにNICUへ。
この日を境に私は「我が子を亡くしたかわいそうなママ」となり、役所には死産届をだし、火葬場の予約をしました。
一度もミルクすら飲ませてあげられなかった子と数日後には最後のお別れをしなくてはいけなくて。
それと同時にNICUに入院中の子のためには、毎日3時間ごとに搾乳して母乳を冷凍。
それを病院に届けて、抱くこともできない保育器の中の子どもを眺める日々が始まりました。
この当時の私は自分の身に突然降りかかったこの出来事と、どうやって向き合って、そして受け入れていくべきなのか答えが出せず、出口のないトンネルを彷徨っているような状況でした。
希望が持てない
とにかく我が子を亡くしたという事実から逃げたくて、
妊婦さんや双子ちゃんを連れてるママたちは、見ていて羨ましくなるから避けるように。
一人でいると生きていることが辛くなるので、一人にしないで欲しいと主人にお願いして。
もうこの世にいる私以外の全員が幸せで、私だけが不幸のような気持ちにまでなっていました。
そして保育器の中で頑張って生きている子も、いつか死んじゃうかもしれない。
生きててくれても障害が残るかもしれない。歩けないかも。喋れないかも。寝たきりかも。
そういった不安で頭がいっぱいになって、自分のことを客観視することが出来なくなっていました。
経験談は貴重な情報
そんな時に私の心の支えとなったのは当時1才半になる長女の笑顔と、三女が生きているという事実。
そして、同じように小さく産まれても力強く生きている子たちの情報でした。
もっと先に産まれた子たちが、大きくなっても元気いっぱいに過ごしていることを知り、
弱い部分があっても家族みんなでその子の成長を喜び合っていたりする経験談を読み、
やっと未来に希望が持てるようになりました。
同じような境遇の方が発信してくれる情報が、それだけ貴重なものでした。
2020.8
470gで産まれた三女も4ヶ月以上入院しましたが、3000gを超えて元気に退院することができました。
今ではあの頃が嘘だったかのように、家族全員で一緒に過ごせることに幸せを感じている毎日です。
そんなとき当時を振り返ってみると、
今まで色んな方の投稿や情報で救われたように、今度は私が何か役に立つことを発信したい!
いつかは同じ境遇の方たちとコミュニティを作り、情報共有できる場を作りたい!
と考え、三女の退院日にこのブログを立ち上げました。
いつかこのブログも誰かの希望になれたら嬉しいです!
慣れないことを始めたので文章力も無いですが、毎日更新を目指して頑張ります!^^