今日は、このシリーズの続きを書いていきたいと思います。
超低出生体重児として産まれてた我が子が最初に気をつけて診ていくこととして
主治医の先生に説明を受けたことは、大きく分けて5つ。
それは
- 呼吸
- 循環
- 脳
- 栄養
- その他
この中から今日は、3つ目の「脳」について記録していきます。
脳出血のリスクは生後3日間が高い
医療の知識がほとんど無い私でさえ、「脳出血はやばい」という感覚を持っていました。
この「やばい」という言葉は、“今後生きていく上で本人が不便を感じるような後遺症が残りやすくなるのでは?”という意味です。
結果として、Renは脳出血を起こすことはありませんでした。
「生後3日が山で、1番脳出血のリスクが高いです」と言われていましたが、無事に良い状態で乗り切りました。
なので今日のテーマとしては、ほとんど書けることがないので、飛ばそうかなと悩みました。
でもこの「脳」についても、すごく心配したことの一つであったことは事実なので、
内容が薄くなってしまってもちゃんと残そうと思いました。
あとから先生に聞いた話によると、これぐらい小さく生まれてきた子は少しの衝撃でも出血しやすい為、保育器の中に手を入れてケアする時も
細心の注意が必要だと。
Renの主治医の先生は「生後数日はなるべく触れたくない時期なんです」とおっしゃっていました。
実は少し出血してた!?
これは退院前に撮ったMRIで発覚したことですが、頭蓋内出血は無かったものの、
小脳部分に微小の出血(もしかしたら血管かもしれない)の所見があったと説明を受けました。
これを聞いた時はすごくびっくりしましたが、先生曰く、現時点では大きな影響も無く、何かリスクが発生している訳ではないとのことです。
素人には全然わからないですが、一言で「脳出血」と言っても、その出血した部分によって、今後に何か影響が出てしまったり出なかったりするそうです。
一応安心はしましたが、今後も何か心配になるようなことが出てこないことを今でも願っています。
まとめ
一時期、一度閉じた動脈管がまた開いてきてしまった時に「もしかしたら血管を縛る手術が必要になるかもしれない」と説明を受けていました。
その説明の際に言われていたことは
「この手術自体は全身麻酔で、脇腹を切る手術にはなるけども成功率は高いです。
ただ全身麻酔はこの時期の子にはとても負担がかかること。
その手術をきっかけに脳出血を引き起こしてしまう可能性があります」
ということでした。
この説明を受けた日は、帰りの車で泣きました。
まだ手術をすると決められた訳でも無いのに、こんな小さい子を手術室に見送ることを想像したら不安で押しつぶされそうでした。
万が一、手術をしたことで重度の脳出血が引き起こされた場合は、もう生きて会えないかもしれない、とまで考えていました。
結果としては動脈管の手術も行わず、今でも閉じ切ってはいないものの、今日まで経過観察でこれていますが、
もしあの時手術していて脳出血を引き起こしていたらと考える今でも怖いです。
こうやって記録することで改めて、“今があることは当たり前じゃない”と、自分に言い聞かせることができました。